鹿教湯のひとごこち
- 公開日 :
- 書いた人 : hiroyuki
9月に入り、各地の酒蔵では秋酒の出荷が多くなって秋の季節が待ち遠しくなってきました。
長野県上田市は松茸も良く採れる地域でもあるので、秋のシーズンは松茸小屋が開設されたり様々な飲食店さんで松茸料理が提供され始めます。
秋の季節は短い期間なので、今年もできる限り楽しみたいですね。
さて、間もなく次のシーズンの酒造りスタートが迫ってきました。
10月は新米の稲刈りも行われるので、現状の酒米の様子を見に、上田市鹿教湯温泉地域に参りました。
▲「互 夏の青春&七回裏の入道雲」用ひとごこち圃場
▲圃場近くを流れる清流
▲「福無量&互」用ひとごこち圃場
天候はイマイチでしたが、酒米はしっかり育っており、農家さん曰く今年の出来は上々の様。
ただ昨年のように起きた台風と今後の天候状況が心配だそう。
こればかりは自然の中で育つので中々コントロールは難しいですが、いい米に育つのを祈るばかりです。
とはいえこの鹿教湯温泉地域の環境が本当に素晴らしくて、自分に田園風景の素晴らしさを教えて頂いた場所でもあります。
酒米が育つこの地域は、しっかり昼夜の寒暖差もとれて、水源も美ヶ原からくる綺麗な水が流れてくる生育には最適な場所になります。
人が気持ちいいと思う位なら、きっと酒米も気持ちいいんでしょうね^^;
▲こころなしか、酒米も気持ちよさそう?
来年は是非この田園風景を色々な方々に感じてもらえるような機会を作りたいな、と考えております。
はやくコロナ落ち着いてほしい...
次回のブログでは、田園風景を見た後に鹿教湯温泉街をぶらりしたので杜氏おすすめスポットを紹介したいと思います(^^)
鹿教湯温泉産のひとごこちが使われているお酒はこちら▼