沓掛酒造蔵開放

杜氏の沓掛（弟）の浩之です。

本日、2020年5月10日は本来ならば「沓掛酒造蔵開放 2020」の開催日でした。

今年は残念ながら中止とさせて頂きました。

少し蔵開放の思い出を振り返りたいと思います。

初開催は2012年。まだ私は蔵に戻ってきて2年目の年になります。

もっと日常の生活の一部に日本酒を楽しめるきっかけを作りたい。

日本酒をより身近に感じてほしい思いもあり、企画書を作り会社に提案して、初の「沓掛酒造蔵開放」が決定。

初開催の時は本当に何もかも初めての事だらけで、準備は大変苦労しました。

初開催は、地元地域や地元企業の皆様のご協力もあり初開催ながら500名の皆様に来場して頂きました。

実は初開催の時、自分は前日位から発熱してしまい当日はフラフラになりながらやっていました...。

あの時は本当に辛かった。でも開催できた喜びは今でも忘れません(^^)

それからは天候に恵まれない開催もあったりと(4月なのに朝起きたら雪が降っていたのは驚きました)。

▲上から2016,2017,2018のスタッフ集合写真

沓掛酒造の蔵開放がきっかけでご結婚された方もいるんです！！

(後日、直売店で結婚式を開かせて頂きました。)

▲沓掛酒造直売店「郷の蔵」での結婚式での一場面

振り返ると様々な思い出がありますが、

毎年ボランティアスタッフの皆さんや出展者の皆さん、交通整理のスタッフの皆さん、地元地域の皆様には大変ご協力をして頂いております。

昨年からは長野大学の学生もスタッフで加わり若いパワーが増えました。

その結果2019年の開催は1,100名を超える皆様に来場頂きました！

数年前から、私は一日中蔵の中で蔵見学していて外にあまり出ないですが、ちょっと外を出ると皆様の楽しみながら日本酒を飲む姿を見て、開催して本当に良かったと感じております(^^)

小さい子供もあの時の沓掛酒造のイベント楽しかったなと日本酒を飲める時に感じてくれたらいいなぁ。

苦しい状況がまだまだ続きますが、また楽しい思い出が共有できるようにお互いに頑張りましょう！

長野県上田市の酒蔵沓掛酒造を今後ともどうぞよろしくお願いします。

「幻の蔵開放」飲み比べセット各種は本日が申し込み締め切りとなります！

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